僕は仕事で何がしたいのか
仕事選びで最も重要な質問は「自分はいったい、なにがしたいのか」だと最近、感じる。
そして、今、それがわからない。
だから、これまでの転職を振り返ってみる。
書き出してみる。なにか見えてくるはずだから。
1度目の転職は、営業からWebディレクターへの転職だった。
異業種・異業界への転職だったため、けっこうハードルが高かったのを覚えている。
しかし、まだ20代前半。ポテンシャル枠として未経験ながら転職できた。
その時の転職の動機は、「Web業界への転職」の1点だった。
年収でいえば下がったし、会社規模も、知名度(どんぐりの背比べだが)も、
前職の会社の方が市場価値があったように思う。
それでも、スマホ(iPhone3G)が出てきてたりして、インターネットの可能性が、一消費者だった僕にも体感できた。だから、Web業界で一旗あげたくて、転職を決めた、という記憶。
そのとき僕は何がしたかったのだろうか・・・。
今思い返せば、ぼくはスーパーマンになりたかったんだと思う。
実際の雇用契約は別として、一個人として仕事がしたいと思っていた。
プロデュースや旗振りなどの上流レイヤーの仕事をイメージしていたはず。
企画職に憧れていたはず。
企画職って0を1にする仕事だと思っていた。
自分のセンスで、どこまで戦えるのか、なんて考えていた気がする。
ここに、僕のしたい仕事が隠れている気がしている。
だって2回目の転職は、とにかく給与が普通にもらえて、そこそこ有名な会社、という理由だけで決めているから。
そして、僕にとって仕事はお金をもらう手段ではない、ということに気付き出して、嫌気がさしているという現状。
自分の責任・裁量で、自分が何をすべきか、自分で考えて仕事をしたい。
上から降ってくるタスクを、ただ淡々とこなすオペレーターでは、仕事に面白みが、僕は、今は、感じていない。